肌に潤いやハリを保ってくれるコラーゲン、効果を倍にするためには、豆乳が効果的です!豆乳に含まれる大豆イソフラボンが、肌にはとても効果が高いのです。
加齢とともに徐々に低下していくコラーゲンと、乱れやすくなる女性ホルモンの影響で、30代に入ると肌の老化は加速的になっていきます。そんな肌トラブルを防ぐためには、コラーゲンと、女性ホルモンの効果に似た大豆イソフラボンを同時に摂ることが有効なのです。
コラーゲンと大豆イソフラボンの効果
肌の老化現象とは
コラーゲンは、弾力のある繊維で、肌の真皮や血管、軟骨の中に含まれ、しなやかさを維持する役割をしています。肌にとっては、潤いやハリを保ってくれるものです。
コラーゲンは、アミノ酸からビタミンCの力を借りて、常に合成されているため、肌に潤いを与え続けることができます。ところが、加齢とともに、徐々にコラーゲンの合成が少なくなり、質が落ちてくると、肌に潤いやハリがなくなるという老化現象が起きやすくなるのです。
また、食生活の乱れで、肌に必要なたんぱく質が不足していたり、コラーゲンの修復がおこる夜間に十分な睡眠が取れなかったりすると、さらに老化は進んでしまいます。
同時摂取による美肌効果
美肌効果が倍に!
そこで、有効なのが、コラーゲンと大豆イソフラボンを同時に摂取することです。コラーゲンは、年齢とともに低下するので、意識して摂ることで、肌に潤いとハリを保つことができます。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た効果があるといわれ、肌の新陳代謝やコラーゲンとヒアルロン酸の生成を助ける働きがあります。他にも、抗酸化作用に優れているため、肌トラブルの解消や肌の健康を維持するためには欠かせない栄養素といえます。
つまり、コラーゲンは肌の基礎となり、大豆イソフラボンは、その基礎となるコラーゲンを補助する役目があるので、同時に摂ることで、美肌効果が倍になるというわけです。
コラーゲンの効果を上げるためには豆乳がおすすめ!
1日の摂取目安量はどのくらい?
では、コラーゲンの効果を上げる大豆イソフラボンは、どのように摂ればよいのでしょうか。コラーゲンの1日の目安量は5000mgで、大豆イソフラボンの一日の目安量は75mgです。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンのおすすめの摂り方は、豆乳で摂ることです。上手な摂り方は、食事で大豆食品を1品摂り、プラス豆乳を1杯追加すると、ちょうどよい大豆イソフラボンの目安量が摂取できます。大豆製品が摂れなかった日や少ない日は、豆乳を2杯飲むと1日の目安量を摂取することができます。豆乳は、手軽に飲めて、かつ組み合わせが自由にできるので、おすすめの摂取法なのです。
食品名 | 大豆イソフラボン含有量 |
---|---|
豆乳1パック200cc | 41mg |
豆腐半丁150g | 40mg |
厚揚げ1/2枚100mg | 37mg |
味噌汁1杯 | 6mg |
しょうゆ1かけ | 0.08mg |
きなこ大さじ1杯 | 9mg |
煮豆30g | 11~13mg |
コラーゲン
コラーゲンは、食品で摂取する場合は、手羽先のスープやうなぎなどで摂取することができますが、カロリーや脂肪分の摂取が気になる方は、サプリメントで摂るのが手軽でよいでしょう。
サプリメント摂取の注意
大豆イソフラボンは、サプリメントで摂る場合は、摂りすぎないよう上限が30mg(食事で大豆食品を摂取することを考慮して、サプリメントで摂取する上限)と決められているので注意するようにしましょう。
紫外線対策やビタミンCの摂取も忘れずに
コラーゲンや大豆イソフラボンの効果を上げるためには、その効果を助けるビタミンCの摂取や、肌にもっとも強い刺激となる紫外線対策も同時におこなうことが大切です。
もちろん、バランスのよい食事や、たっぷり睡眠をとること、ストレス対策も合わせておこなうことも忘れてはいけませんね。