アトピーはひどい人になると夜も寝られないほどに痒いものです。また、思春期には見た目を気するあまりに外出嫌いになってしまうこともあります。一日も早く、この辛いアトピーから解放されるためにはどうすればいいのでしょうか?
もちろん、皮膚科で治療を受けるのは大切なことです。でもアトピーの治療は短くても半年、時には長年、皮膚科通いが続く人もあります。
コラーゲンがお肌にとって、とても大切なものであることはよく知られていることです。「コラーゲンがアトピーと無関係なはずはない」というのは簡単に想像できます。
さて、コラーゲンはアトピーにどのような影響をあたえるのでしょうか?コラーゲンはアトピーを退治することができるのでしょうか?
コラーゲンでお肌の内側からアトピー対策!
アトピーの原因
アトピーの原因と考えられるものには体質や環境があります。でも同じ環境に育ってもアトピーになる人とならない人がいますよね?これって一体どういうわけなんでしょうか?
アトピーはなぜ起きる?
アトピーの原因といわれているものは大きく分けると三つあります。一つはアレルギー体質の遺伝です。両親や兄弟などに、アトピーの人がいる場合、アトピーになりやすいといわれています。
また、最近よく話題になる食品アレルギーもアトピーと関係が深いのです。青魚や卵、小麦粉、大豆など人によって様々なのですが、特定の食品を食べると、気分が悪くなったり湿疹やじんましんが出てしま人もアトピーになりやすい人です。
そして一番やっかいなのが生活の中の原因です。有名なのはダニや花粉です。その他にも猫アレルギー、ハウスダスト、ネックレスやブレスレットなどの金属、 薬、ヘアカラー、インナー、大気汚染などもアトピーの原因になります。
実は生活の中でアトピーの原因になるものは、数えだすとキリがないぐらいたくさんあります。そして、その原因によって、湿疹の様子や湿疹が出るタイミングが違うのです。
でも、共通点も多いんです。たいていの場合、よくなったり悪くなったりしながら何年も続きます。また、ものすごく痒いというのも共通しています。あまりの痒さに、つい、ひっかいてしまうことでアトピーは悪化します。ひっかき傷がひどくなってジュクジュクにただれたりしながら、アトピーは次第に悪化していきます。
「乾燥肌」は最も気になるキーワード
アトピーになる原因は、数えればキリがないほどたくさんあります。症状も個人によって様々です。でも、どの症状にしろアトピーの人全般に当てはまる特徴は乾燥肌だということです。
もちろん、乾燥肌でもアトピーにならない人はたくさんいます。アレルギー体質で、しかも乾燥肌の場合にアトピーになる可能性が高いんです。
アトピーの治療をする場合には必ず保湿ケアをします。また、お肌から潤いを奪ってしまうような、化学繊維などのインナーを避けるようにも指導されます。
実際、乾燥するとお肌はごわついて刺激に弱くなってしまいます。そんなお肌が何かにこすれたりしたら、アトピーでない人でもお肌が赤くなったり、ブツブツが出たりしてしまいますよね。
乾燥肌イコール敏感肌といっても差し支えないほどです。アトピーは一時的なお肌の乾燥ではなく、体質としての乾燥肌の場合に起こりやすいのです。
コラーゲンで乾燥肌を治す
コラーゲンはお肌の健康を守るために大きな役目を果たしています。それだけに、アトピーが起きたときにもコラーゲンなら、なんとかしてアトピーを封じ込めてくれるんじゃないかと期待してしまいます。コラーゲンならアトピーの大きな原因である、乾燥肌を改善してくれそうな期待がふくらみます。
コラーゲンの効果には
- 肌を美しくする効果
- 骨を丈夫にする効果
- 動脈硬化を防ぐ効果
などがよく知られています。
アトピーの時に期待したいのは、もちろん肌を美しくする効果です。
保湿は最も効果的な治療法
コラーゲンを飲むことによって、お肌の深い部分にあるコラーゲン製造工場が活発に働くようになります。お肌の中でコラーゲンが増えるとお肌の保湿成分を抱え込む力が強くなります。特にヒアルロン酸はコラーゲンの力が弱いとお肌からこぼれおちて、お肌の潤いを保つことができなくなってしまうんです。コラーゲンがお肌の内部からしっかり保湿することでアトピーが起きにくい肌質を作っていくのです。
乾燥肌が治ればバリア機能が強くなる
お肌の深い部分が健康になれば、お肌の表面も丈夫になっていくんです。お肌の表面にはバリア機能といってお肌や体の害になるものを肌の内部にいれないようにする働きがあります。コラーゲンがヒアルロン酸などの保湿成分をしっかり抱え込むことで、表面のバリア機能も整ってきます。アレルギーの元になるような物質がお肌の内部に入れなくするのです。内側から保湿機能を高める。外側からはバリア機能を高める。この二つの効果がアトピーを穏やかにしてくれます。
コラーゲンには傷を治す力がある
もう一つ、コラーゲンには大きな力があります。それはお肌の傷を治す力です。アトピーは痒いことが大きな特徴です。そのため、どうしてもかきむしってしまうのです。特に寝る前に痒くなることが多いため、ベッドでかきむしっては、ひっかき傷を作ってしまうのです。しかし、ひっかき傷は症状が悪くなる大きな原因になります。体内でコラーゲンが活発に生産されるようになれば、コラーゲンは集中的にひっかき傷の補修に働いてくれます。傷の治り方もが早くなれば、あの嫌なジュクジュク防ぐことができるのです。
コラーゲンはお肌の内側からお肌を丈夫に美しくする働きがあります。アトピーで悩んでいるなら、一度はコラーゲンを試してみる価値アリです。