コラーゲンと髪の毛の関係を知ろう
コラーゲンは、肌にうるおいや弾力を与えることはよく知られていますが、実は、コラーゲンの効果は、肌だけではないのです!
コラーゲンは、人間の体の全ての細胞と細胞との間を埋める細胞外基質にたくさん存在していて、その土台を作っています。もちろん、頭皮にも存在していて、柔らかさやしなやかさを保つ役割をしています。
髪の毛は、頭皮の土台が健康であってこそ、艶があり、太さのある髪の毛が生えてくるので、コラーゲンで頭皮を健康に保つことが、薄毛や育毛には欠かせないといえるのです。
薄毛の原因は、毛根の栄養や血流不足
薄毛や抜け毛の原因は、バランスの悪い食事や不規則な生活、ストレス、遺伝、ホルモンバランスの乱れ、冷えや喫煙による血行障害、不適切なヘアケア、紫外線によるダメージなどさまざまあります。
この中で、特に女性に多い薄毛の原因は、必要な栄養や血流不足、加齢にともなうホルモンバランスの乱れ、不適切なヘアケアといわれています。
そもそも髪の毛は、1本の髪の毛が作られ、成長し、抜け落ちるまでに4~6年かかるのですが、そのほとんどが、頭皮の中にある毛根から新しい髪の毛が作られ、徐々に成長していく「成長期」なのです。
この成長期が長ければ長いほど、太くて健康な髪の毛になるのですが、上記のような理由から成長期が短くなってしまうと、細く、短い髪の毛のまま、抜け落ちるスピードだけが速くなり、薄毛となってしまうのです。
コラーゲンが、薄毛や育毛に関係している理由
毛髪へのコラーゲンの役割って?
毛根には、髪の毛を作りだす毛母細胞や髪の毛を黒くさせるメラニン細胞などが集まる「毛球」という部分があり、ヘアサイクルの成長期に毛髪が作られ、成長をスタートさせる場所です。
毛球は、頭皮の中の真皮に存在していて、真皮は、約70%がコラーゲンでできています。コラーゲンは、その弾力のある性質から、髪の毛に必要な栄養や血液を毛細血管からスムーズに運ぶ役割を果たして、髪の毛の成長を助けています。
加齢によるコラーゲンの不足の結果…
つまり、コラーゲンの量や質が低下してしまうと、いくら豊富な血液や栄養があっても、毛球まで届かないことになってしまうのです。
そのため、加齢にともなってコラーゲンが低下してくると薄毛や艶のない髪の毛に悩まされる方が増えてくるのです。
コラーゲンの摂取は、薄毛や育毛対策の第一歩
薄毛や育毛対策として、さまざまなヘアケア商品や頭皮のマッサージ法などが紹介されていますが、まずは、髪の毛を作り出す土台である頭皮を元気にさせることが、薄毛対策には有効です。
頭皮の土台であるコラーゲンは、20代を境に徐々に質や量が低下していきます。さらに、30~40代を超えると、出産や更年期などが原因で、ホルモンバランスが崩れがちになると、さらに薄毛の原因となってしまいます。
そのため、できるだけ早く、コラーゲンの摂取を始めることが大切なのです。コラーゲンの摂取は、手軽さやカロリーのことを考慮すると、サプリメントで摂るのがおすすめです。
もちろん、コラーゲンだけではなく、髪の毛の栄養源である良質なたんぱく質やビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄分などもバランスよく摂取することや、頭皮の紫外線予防、生活習慣の改善も大切です。
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