コラーゲンとエラスチンの関係性は?
美肌について調べていると、よく耳にするコラーゲンとエラスチン。そもそもコラーゲンとエラスチンはどのようなもので、それぞれはどんな役割をしているのでしょうか。肌に良いことは、想像できますが、なかなかその違いや役割までは、ご存知ない方が多いと思います。今回は、コラーゲンとエラスチンの違いと、肌にとってどんな役割をするのか、ケア方法についてもご紹介します。
コラーゲンとエラスチンは、真皮の構成要素
表皮層
肌は、表皮層、真皮層、皮下組織の3つに分かれていて、一番、表面にあるのが、表皮層です。表皮層には、たくさんの細胞があり、下層で新しい細胞が作られ、成長とともに上層に移動し、約6週間をかけて最後は垢となって剥がれ落ちていきます。いわゆるターンオーバーされていくというわけですね。
表皮層の厚さは約0.2mm程度で、その役割は、外からの刺激のバリア機能や水分の蒸発防止の機能、外部刺激を神経に伝達する機能、異物の防御機能、メラニンの生成などがあります。
真皮層
表皮層の下にあるのが、真皮層で、今回、注目するコラーゲンとエラスチンは、この真皮の構成要素です。真皮の厚さは約2~3mmあり、その多くを占めるのが、しなやかさや弾力を保つ、網目状に張り巡らされたコラーゲン繊維で、コラーゲン繊維を補強しているのが、エラスチンです。その間には、たくさんの水分を含んだゼリー状のアルロン酸が埋めています。
真皮の役割は、たくさんの水分を含んで、クッションの役目を果たすとともに、肌を正常な位置に維持させ、弾力とはりを保っています。
皮下組織
そして、一番に下にあるのが皮下組織で、皮下脂肪などによって構成され、体温の保持やクッションの役割を果たしています。
コラーゲンとエラスチンが不足すると老けて見える
このように、真皮の中を構成するコラーゲンとエラスチンは、同じように、肌の弾力としなやかさを保っているのですが、それぞれの違いは、コラーゲンが基礎となるベースで、エラスチンはそれを補強する役割を果たしているのです。コラーゲンとエラスチンは、どちらが欠けても肌には、良くありません。
コラーゲンとエラスチンが、加齢や紫外線などで少なくなってしまうと、真皮の機能を維持できなくなり、肌全体の弾力やはりが減少し、口元のほうれい線や目の周りのたるみが目立つようになり、顔が老けたように見えるのです。
肌には、外からの補強と内からの補強が大切
肌は、一つの細胞や組織だけで成り立っているわけではなく、3層がバランスよく保たれることで、それぞれの機能が発揮され、美肌を維持しています。
そのため、まずは外部刺激から肌を守り、肌に悪影響を与えないことが大切です。紫外線予防だけでなく、乾燥予防や、肌を不必要に刺激しない洗顔方法やスキンケアが大切です。
具体的には、UVケアのクリームを小まめに塗ることや、保湿のために化粧水の後は、乳液やクリームまで補給してあげることが大切です。また、洗顔は、泡とぬるま湯で優しく洗い流すようにしましょう。
真皮の中に含まれるコラーゲンやエラスチンのケアは、外部補強だけでは足りません。きちんと、栄養分としてコラーゲンとエラスチンを摂取してあげないと、加齢とともに減少してしまいます。
コラーゲンとエラスチンを多く含む食品には、牛スジや手場先、軟骨、煮魚などがあるので、積極的に摂るようにするとよいでしょう。また、より効果的に摂るためには、コラーゲンとエラスチンを含むサプリメントで補うことです。カロリーを気にせず、手軽で摂ることができます。
他にも、全体的にバランスのよい食事に心がけ、ターンオーバーを妨げる睡眠不足にも注意する必要があります。美肌を保つためには、体全体のケアが大切といえますね。