コラーゲンに美肌効果があると言われれば女性はコラーゲン製品に関心が高くなります。男性は「コラーゲンなんて知ったものじゃない、食事は味が勝負だよ。」なんて思っているかもしれません。
しかしコラーゲン食品を並べてみれば、もしかしたら男性だってコラーゲンに対する気持ちが変わるかもしれません。コラーゲン食品と呼ばれるものには、家計にやさしくおいしいという特徴があります。
コラーゲンを多く含む食材たち
コラーゲンは高級食材に多い?
コラーゲンは比較的安い食材に含まれていることが多いのですが、まれに別格の豪華食材もあります。
中華料理で食べるフカヒレ
フカヒレはコラーゲン量がダントツに多い食品ですが、スーパーで販売されているのではなく高級中華料理店でしか食べることが出来ません。
専門料理のすっぽん
すっぽんもコラーゲンが豊富な食材ですが、こちらも家庭で料理して食べるものではなく料理屋さんでいただくものです。
土用の丑の日の定番であるうなぎ
うなぎのかば焼きはスーパーでも販売されていますが、値段が高めの傾向です。
家庭でも楽しめるコラーゲン料理
コラーゲンを多く含む料理には、鶏手羽先、鶏軟骨、牛すじ、テール、豚白モツ、豚足などがありますが、このような料理が食卓に並ぶと「酒の肴に食べることができそうだ。」と男性も興味を持つのではないでしょうか。
居酒屋メニューに並ぶ料理ばかりですが、食材をスーパーで普通に買えて調理もそれほど難しくありません。そして女性もこのような料理が好きだという人は多く、お酒を楽しむ場合にも、ご飯のおかずにしてもぴったりです。
他にも食卓に普通に出てくる料理の材料の中にもコラーゲンは含まれています。サケ、アジ、マイワシ、ブリ、サンマ、エビ、イカとなど、一般的に調理に使いやすいものばかりです。
コラーゲンのスープ
コラーゲン食品を最も簡単に、そしてコラーゲンを逃すことなく食べるために向いている調理法はスープです。コラーゲンは加熱すると溶け出してしまいますので、スープにはコラーゲンがたくさん含まれています。
鶏手羽先、牛すじ、テール、豚白モツ、豚足などからコラーゲンを摂るなら、スープや煮込みなどがおすすめです。一緒に、大根、ジャガイモ、白菜、ゴボウなど、食物繊維が豊富なものと一緒に煮て食べると、脂肪分の吸収を抑えることもできます。
コラーゲンのてんぷら
フライやてんぷらは高温で調理しますので衣がカリッと仕上がります。コラーゲンが流れ出ることもありませんので、サケ、アジ、マイワシ、エビ、イカなどの食材を使ったり、大葉を一緒に揚げたりすると風味もさっぱりして食べやすくなります。
そして体内でコラーゲンが合成されるために必要なビタミンCをプラスするために、レモンやカボスの絞り汁をかけて食べるのもオススメです。
副菜に野菜サラダなど食物繊維とビタミン類を合わせて摂ると、脂肪分の吸収を抑えることにも繋がります。
コラーゲンのつみれ
鶏軟骨は低カロリー高コラーゲン食材ですが、日常的にそれほど多く食べるものでもありませんが、肉団子やつみれに入れるとおいしく食べることができます。
から揚げ料理には抗糖化物質を
から揚げは老若男女問わずに好まれる料理ですが、表面が糖化してしまうため抗糖化成分を含むお茶などで糖化物を抑えることが望ましいでしょう。から揚げや焼き物は表面の糖化によりコラーゲンが油とともに落ちてしまいます。薄い食材や小さな食材には向いていませんので肉厚な食材の時に調理しましょう。
コラーゲンスイーツ
ゼラチンはコラーゲンに人工的に手を加えて出来たものとも言えますが、そのゼラチンで作るおやつの代表にゼリーがあります。ヨーグルトやレモン、オレンジなどの酸味のある食材で作るゼリーは夏のおやつには最適です。最近は、市販のゼリー菓子にはあまりゼラチンが使われなくなりましたが、家庭でおいしいゼリー菓子に挑戦してみましょう。
家族でコラーゲンサプリを摂るのなら
ドリンクやゼリーは大人の楽しみとして
コラーゲンドリンクやコラーゲンゼリーには、コラーゲン以外にも多くの有効成分が配合されています。価格が安いわけではありませので、家族全員で食べると大きな出費になってしまいます。
高価なドリンクやゼリーは大人の楽しみにしておいて、できるだけ食事からコラーゲンと摂るようにした方が家計の負担にはならないかもしれません。
家族全員で摂るならパウダーから
コラーゲンパウダーはゼラチンを低分子化して溶けやすく固まりにくくしたものです。ご飯を炊くときに入れると、ほんの少し粘りが出て食感がよくなります。
無味無臭なので嫌な風味がつくこともありません。飲み物や味噌汁などに入れても味に変化はおきません。一回の量の調整も簡単なので家族でコラーゲンを摂る方法としてオススメです。